いつのまにか・・気が付いたら109だけで、こんなに増殖しちゃった(汗)
前にも書いたけど、109は子供の頃から好きな戦闘機で、ちっちゃい機体にでっかいエンジン。そして「我が青春のアルカディア」にも出てくるし(^_^)v
なかでも、鼻が垂れてるE型が一番の好み。エンジンはベンツでヘッドが下を向いてる、ってのが何とも男らしい、か? いずれにしても109の前期型っているのかな、E型が有る意味完成系で、その後F~Gへと続いていく訳でしょ。
ということで、タミヤのE型とアカデミーのT-2を同時進行してみようという無謀な計画を立ててみた。
同時進行と言っても、組みにくい(はず)のアカデミーを先行させていこうと思う。
T-2は終戦近くに残ってたE型ベースに艦上戦闘機として開発されたもので、当初はこの訳の分からないキットを購入してみたんだけど、とても自分の手に負える代物ではないことが判明。幸い近くの模型やで売れ残っていた悪名高きアカデミーのキットが購入できたので、まぁ、E型の派生型という位置づけで製作開始。
資料は見始めたら・・・漁り始めたらキリがなくなるのは学生時代に嫌と云うほど経験したので、この2冊だけ。十分でひょ(笑)
解らない部分はメルクールのお師匠にお伺いするという他力本願でのモデリングでございます。
今回もリベットは避けて通れないだろうから、まずは基本形のE型の部面を1/48に拡大。コンビニのコピー機で『だいたい』125%拡大で大丈夫そうでした。
厳密な拡大ではないので自己責任でお願いします。自分はリベットのだいたいの位置が解ればそれで十分なので、ね。アカデミーのキットは、ほぼほぼH社のを相当参考に・・・している感じ。しかもH社が金型改修する前のやつがベースっぽい。最悪。
でもいいもん。このまま行くんです。これは「アカデミーのBf109 T-2」なんです<きっぱり。このキットの売りは、やっぱりなんと言ってもカルトグラフのデカールが付いている、ってコトかな。
流石に綺麗です。気になるのは、こんなに度派手なセンスのないフレアーラインもどきが赤だったのか?というコトかな。白黒写真ぢゃじゃ判別付かないので、この個体にするかどうかは思案中。迷彩はとても面白そうなんだけどね~。
主翼の延長がレジンというのもH社と同じ手法。型起こせばいいのにね。で、早速タミヤのE-4とアカデミーのT-2の仮組を。
流石に世界のタミヤは見るからにカチッとパチ組み出来そうな感じ。しかもモールドも超一流。文句の付けようがありません。ハセガワのシリーズに比べると、若干ノーズ周りがスマートに感じるのと機体中央付近にボリュームがあるような気もするけど。まぁ、並べてみれば解る程度なので。
一方のアカデミーはプラの材質が意外と柔らかい。慎重に摺り合わせをして丁寧に接着していかないと歪みが出そうでチョット不安かな。裏側です。
アカデミーの方が明らかに角張っている。白い機体は、改修前のハセガワの109。なんかよく似てますよね。因みに改修型はタミヤのに近い形状なので、コッチが正解なのかも知れない。
実機の細かいディティールにはあまり拘らない主義なので、よほど気にならない限りこのまま逝こうと思う。とか云いながら。
白いのがハセガワ改修前タイプ。うーん、よく似てる(笑)
高さが完全に違うのがおわかりでしょう。自分も初めて知ったんですけど、改修前の方がスラッとした鼻周りだったんでしょうね。参考までにタミヤとハセガワ回収後を比べてみる。
この3枚ピンぼけで大変恐縮です。で、4つのキットの鼻を並べてみる。なんの意味もないのは重々承知。でも、面白いよね~。メーカーによって、こんなに違うんだもん。
手前から「タミヤ」「アカデミー」「ハセガワ改修後」「ハセガワ改修前」。エアーフィックスは論外だったので清くパスした。
だから何?って感じ。笑って観てやって下さい。上の写真でも解るように、アカデミーの鼻はどうも使うのは厳しそう。そこで、ジャンクと化している改修前のハセガワのノーズを若干調整して乗せてみれば、あら不思議。幅もぴったりじゃぁありませんか。細かいモールドは当然、ハセガワの方が上なのでハセガワ移植決定(^_^)v
海外キットお約束の離形剤剥がしのため、マジックリンで全てのパーツを洗い「キュキュッ」状態にしておく。これをやらないと後で泣きが入ること確実なので。
自分は普通のマジックリンを薄めて歯ブラシでゴシゴシ。15分くらいそのまま浸けておいて水洗いして、あとは自然乾燥。こういうのが海外キットはメンドウですね~因みにキットの箱絵はこんな感じ。だいぶ日に焼けたセール品でしたのでお買い得だったのかな。
ここに至るまで「あーでもない、これも作りたい、どーしよう」状態が長かったり、チョット身体を休めたりしていたので、今日の作業はコクピット周りの基本工作のみ。
ハセガワよりも細かいモールドがされているようだけど、仮組は必須。
それにしても109のコクピットは狭いわぁ。
いよいよ来週から写経にはいる予定。
因みにOV-1DはMaximun師匠が打ち終わったら、つぶさに観察させていただいて、その後「後出しじゃんけん」することにした。なんとしても完成させないとイカンので、ね。
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています
コメント一覧 (2件)
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各社のパーツ比較は面白く拝見しました。
どうせならハセガワの機体にアカデミーの主翼、というワケにはいかないのでしょうか。
フェアレディカが作れる美徳さんなら、問題なくニコイチできると思いますが。
スピットとか109のコクピットは狭いですよね。スピットなんか股間に操縦桿を左右に振るスペースが無いので、操縦桿の上半分が左右に振れる設計ですからね。
写経、頑張って下さいませ(笑)。
因みに私のOV-1は製作が延期になったので、でっちあげのリベットラインは参考にできなくなりました(爆)。
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いつもお世話になります!
えー🤨 OV-1D 延期になっちゃったんですか⁉️ 次回の例会でしっかり写真を撮らせて頂こうと思っていた、のに〜(^-^)
ハセガワ機体にアカデミ翼はなんの加工無しに、ピッタリ合います。まぁ、なんかなーという感じで、チョット悩みちゅう。だってそれならハセガワの翼加工の方が楽で、そうすると、このキットはハセガワなのかアカデミーなのか?なんてくだらないことで悩んでしまいそうで。おまけに別売りデカールでも使った日には、アカデミーは翼の延長部分レジンしか残らない、という(笑)
ハセガワのT-2が買えれば良かったんだけど、もう109はお腹いっぱいなので(笑)