One Week Modeling その壱

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ハセガワ 1/48 九七式戦闘機 製作記 #1

地元でお世話になっている「メルクールの会」で、このコロナ禍の中、なかなかコミュニケーションが計れない現実を打破しようと、「子供の頃のように、一週間で模型を完成させよう!」という企画を立ち上げて貰った。
8月末に発表され、去る9月の4連休から次の土曜まで。正確には8日間モデリングを行うこととなったので、さぁ、大変(笑)

キット選定

<九七式戦闘機 製作記> 箱絵

当初は盤石のタミヤ謹製、こなん時ぢゃなきゃ作らんべ(笑)という「紫電」にしようと思ったところ、明友から・・・「えぇ〜」の不満の声が。
じゃぁ48の単発機で・・・と、いろいろ検討し。

何時かは作りたい候補に入っていた旧マニアホビー謹製・現ハセガワ限定販売の九七式戦闘機NATEを候補に挙げてみた。

ところが、既に何十年も昔のキットで、デカールは黄ばみ死滅しているみたいで・・・全て塗装で行うのは困難と判断。
一旦は保留にしたものの・・デカールの整理をしていたら、なんと(笑)持ってるじゃぁありませんか・ライフライクデカール(^_^;)
ということで、製作キットは決定し・・時が来るのを楽しみに待ってた。
(今回はとても長い備忘録なので何回に分けて書くことにしました)

待ちに待った四連休の初日・土曜日がやってきた。

【壱日目】

<九七式戦闘機 製作記> 製作開始

中古で購入したキットなので部品が揃っているかどうかは確認していないけど、まぁ大丈夫だろう・・と(笑)。

カラーリングは写真に写っているデカールのもの決定で、垂直尾翼に描かれている黒いマーク以外は全てマスキングにて塗装する方針。
日曜までに士の字を目指せば、月火の連休でなんとか塗装までイケルんぢゃないか、という計画。

なんと言っても自宅マンションに塗装環境が無いため、ちょこちょこ塗装しながら進めることが出来ないのが大きなマイナスであるが、まぁしょうがない。

<九七式戦闘機 製作記> 部品が折れてる(-_-;)

早速コクピットを組み上げていくも・・・ペダルが折れてる。
何処にいっちゃったの?。

無いものは仕方ないので、複製するか、適当にでっち上げるか、と考えているうちにドンドン時間は流れていく(笑)

因みに写真に写っている落下式増槽は取り付けないヨ。かっちょ悪いし、ね。

<九七式戦闘機 製作記> 資料をみちゃダメ

基本、資料は見ない。形状の違いは知らない。
としていたんだけど、コクピットくらいはチョコッと手を加えようかなぁ〜なぁんて本を見ちゃったら、全く部品の構成が違 。これは困った・・・ ゾ。

でも、最終論的には、どんなに追加工作をしたって、キャノピーの透明度が絶望的なので、手を入れたのかどうかすら解らなくなってしまうんでしょう。
まぁ趣味の世界ですから、気の済むように(笑)。

敢えてネガティブに考えれば、このイラストが正しいとも限らない訳(笑)
この辺の「考証」に関する個人的見解はいずれ記録しておこうとは思ってる。

<九七式戦闘機 製作記> コクピット素組

ということで、お昼すぎにはコクピットのデッチアップが一応終了。
贅沢にもファインモールドの陸軍機シートベルトセットなんぞを奢ってしまった(^_^;)
そうそう、折れて無くなったと思っていたペダルの片方は、キットの箱の隅に潜っていたので無事ことなきを得た。

そして、シートの後方から斜めに生えている、酸素ボンベみたいな奴。
キットの指定では後ろのフレームに垂直に立たせるようになっていたんだけど、なんとなく斜めに配置してみたら・・・あとで散々な目に遭うこととなった。

<九七式戦闘機 製作記> 透け防止塗装

そそくさとクルマで作業部屋に移動。
内装の色は判らないので、以前調色してあったジャーマングレーをそのまま吹く。

おっと、其の前に、一応透け防止で黒サフェを胴体内側と翼下面やカウリング内側等に吹いておいた。
そしてマンションに戻って、細かい部分の塗り分けをするんだけど、結局胴体接着までは至らず。
初日早々から計画通りにコトが進まない”(-“”-)”

【弐日目】

<九七式戦闘機 製作記> コクピットの塗装終了

早朝(笑)
汚しをいれてみたり、ドライブラシしてみたりしてみたんだけど・・・あんまり格好良くは無いなぁ(^_^;)

メーターはデカールも付いていないので、黒く塗ってUVレジンで表面処理をしておしまい。
そして、胴体左右を接着。
仮組みしていた時から判ってはいたんだけど、どうもコクピットの位置決めが難しい。

<九七式戦闘機 製作記> 翼下面処理

なんとか、見られる位置にコクピットを収め。
翼下面に付くはずの落下式増槽のダボ穴を塞ぐ。

接着は殆どが瞬間(シアノン)。プラ用で溶着するとヒケがでたり、次の作業まで時間を要するため、やはりシアノンが最強の相棒であることは変わりないなぁ。

ところが・・・・
胴体接合部分の表面処理をしていて気づいてしまった(^_^;)

<九七式戦闘機 製作記> あちゃ、コクピットが曲がった

シートが真ん中に来てない(T_T)
何枚か前の写真で、斜めに取り付けた酸素ボンベみたいなパーツが胴体に干渉していて、コクピット全体が左に寄ってしまった模様。

幸いエンジン部分から手は入るので、一旦ガッチリ接着したコクピットをノコギリで切ったりして剥がし・・・たら、バラバラに(笑)
バラバラになっちゃったモノは元には戻らないので、まずはメーターパネルを胴体に接着し、その後、あっちを削りコッチを削って、なんとかコクピットが真ん中に収まった。

<九七式戦闘機 製作記> 主翼下面と合体

そして、主翼下面を胴体と合体。
40年ほど昔のキットとしては、合いは良好。
しかも、表面に彫刻されたリベットの凄まじさはハンパない。
これは、現在の眼で見ても素晴らしい金型だと思う。

しかし・・・これでお金を使いすぎてしまったのかなぁ<マニアホビー。
あんまり人気のない機種だったしねぇ~。

ここで二日目終了。
目的の士の字には程遠く・・・間に合わない公算が高くなってきた(^_^;)

というところで、次回に続く・・・・・

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コメント一覧 (2件)

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    丁寧に記録を残してますね。
    私も当初は写真を撮っていたのですが、途中から全く余裕がなくなりました。
    でも、けっこう楽しめましたね。またやりましょう。

  • SECRET: 0
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    Maximum様、いつもコメントありがとうございます。
    まぁ、所謂、失敗道中膝栗毛みたいなもんで、自分の備忘録的に書き綴っているだけ。
    あとで読み返して、結構ニヤニヤしてしまう<怪しい(笑) もんでね。
    次回、またヨロシクお願いします。Two Weeks Plus One でも良いかもデス。

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