One Week Modeling その後

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ハセガワ 1/48 九七式戦闘機 製作記 #4

一旦完成披露をし、十二分に満足してしまって、なかなか最終的な完成へ動き出せなかったんだけど、なんとか汚しが終わり、これをもって完全な完成とします。

お披露目式(クラブ例会にて)

<九七式戦闘機 製作記> 例会でのひとこま

One Week Modeling 終了後の例会でのヒトコマ。

盟友が例会開始直後の写真を撮って頂いていたのでお借りしました(自分の作品は、遅刻したので無し・・です(^_^;)。

一部ワンウィークの完成品ではない逸品もありますが、いやぁ、今思い出しても、あのスピード感は楽しかった。

個人的意見だけど、こういうイベントに参加出来るのがグループに所属しているひとつの理由。
強制的にやるのは論外で、参加するのもしないのもメンバー次第というユルさがイイですね〜。

実は、この時SNS上では4daysモデリングと称してタミヤのS2000のイベントが行われておりました。
還暦迎えて、もう少し平日の時間があるようになったら、そういうイベントにも参加してみたいなぁと思ってる。
もうリアルに展示会をバンバンやることは当面難しいだろうからね(悲)

使用したデカール

<九七式戦闘機 製作記> 今回のデカール

今回の製作に使用したデカールはこちら。
ライフライクデカールの「244戦隊Part2」

一目瞭然の一番上のカラーリングネ(*´з`)

イラストにも描かれているように、主翼前縁の敵味方識別帯は「赤」が指定。
うーん、完成してみて、やっぱり違和感は在るけど、まぁコレはコレでイイでしょう。

それよりも、ほんのチョビッと切り欠かれている部分しか使わないというのは如何なものかと(笑)。

帝国軍機は、一部部隊マーク等はデカールを使用して、出来るところは塗装で仕上げた方が、より格好いいなぁというのが今回の感想。
時間はかかるけどネ(^_^;)

機体の汚れ再現塗装

前回の完成で満足してしまって、なかなか汚しをする気になれなかったんだけど、やっぱり最後まで仕上げないとキットが不憫だと思って、汚しをしてみた。

<九七式戦闘機 製作記> 汚しを開始

色々な技法が紹介されているので、どうしようかなぁ〜と考え、盟友にも相談したところ、紫系が良いのではないか?というアドバイスを頂き、手持ちのタミヤカラーで紫色っぽくなる色を調色し、全体をウォッシングし、拭き取りを行った。
タミヤのエナメルシンナーはプラを侵すので、今回は実験を兼ねてガイアのエナメルシンナーを使用。
特に接着部分の剥離などは起きなかった。

<九七式戦闘機 製作記> ウォッシング

続いて墨入れ。

ウェザリングカラーのスティンブラウンの沈殿物だけをすくい取って、専用薄め液で薄め、スジボリに流しこむようにして色を加えた。
このキットは、当時としては超高価な金型だったんだろうなぁと思えるほど、繊細なスジボリと凹リベットがモールドされていて、あまり濃い色でフィルタリングやスミ入れを行うとクドくなってしまう恐れがあったので、薄く薄くを基本にしたんだけど・・・結局クドくなってしまった(^_^;)

仕方ないので、油彩で退色感を出しながら、ちょこちょこと使い込まれた感じを描きこんでみた。

追加工作~細部再現

このキットで気に入らないひとつが、シリンダーの前部に取り付けられている「環状滑油冷却器」。
胴体の素晴らしさからは、同じキットの部品とは思えないほど、分厚く、横のモールドもダルくなってしまっている。

<九七式戦闘機 製作記> チマチマ工作

ということで、外周を削るわけにはいかないので、溝になっているところを削って、表の断面を薄くしよう・・・とデザインナイフで溝の外側の部分を薄くしようと切り出し始めた。

パーツを持っている左手の中指がチョット飛び出ていて「もし刃先が滑ってしまったらグッサリ行っちゃうなぁ」と思ったその瞬間。
ヤッチャイました、グサっと(^_^;) しかもかなり深く(^_^;) 痛かった(笑)


いやぁ、デザインナイフは良く切れます。なかなか止血出来なくて、久々に床にポタポタ落ちるほど。
刃物の取り扱いには十分中止しましょう(笑)
瞬間接着剤で止血をしたところで、 絆創膏を巻いた左手中指と記念撮影 パチリ “(-“”-)”

<九七式戦闘機 製作記> 指切ったし(;^ω^)
<九七式戦闘機 製作記> 環状滑油冷却器

「環状滑油冷却器」はガイアのブライトゴールドにカッパーを混ぜたキラキラ仕上げにして、更にタミヤのカッパーで上塗りしてキラキラ感をアップ(笑)。
このパーツをどうやって接着しようか悩んでみたけど、本物のようには固定できないので、清くゴム系接着剤でプッシュロッドと接着してオシマイ。

一応伸ばしランナーで固定具のようなものをこしらえてみたので、そこそこ精密感は出せたかも知れない。
この時、一部壊してしまい、実体顕微鏡のお世話になって復元したりしているので、時間もそれなりに掛かってしまった訳だナ☆彡

再度、フィルタリング等の仕上げ

その後、塗装部屋に移動して、フィルタリングやらスミ入れやらを半ツヤクリアーでコートして・・・

<九七式戦闘機 製作記> ウォークウェイ
<九七式戦闘機 製作記> 再び油彩

本当は左主翼上面のウォーキングエリア(?)を、その日のうちに塗装して早々に仕上げ終了の予定だったんだけど、スッカリ塗るのを忘れて帰宅してしまうというエラーを起こし(笑)。
一週間何も手を付けられず、マスキングだけはしておいた。

工作部屋に塗装環境が無いのは本当にイタイ(^_^;)

半ツヤクリアーを吹くと、表面は落ち着くんだけど、なんかノッペリしちゃう感があって、もう一度油彩で軽く退色感を出してみた。
こうすると、ところどころの艶が均一にならないので、模型的(絵画的?)にもOKな気がする。
ちょっと、しつこい感じもするけどネ。

<九七式戦闘機 製作記> 最後にしくじった

そして、キャノピーを瞬間で3点付けして、その後写真のマットメディウムを水でさらさらに溶かして流し込んで接着。
よしよし、あとはアンテナ線貼って仕上げ終了だぁ!
・・・と思ったら・・・がっチョーン! 大チョンボをしてしまった(^_^;)(^_^;

位置を誤って、キャノピーを数ミリ前よりに接着しちゃった(T_T)
一旦剥がせないか?チャレンジしてみたけど、後の祭り。もう取れませんキッパリ。まぁいいや

あとがき

というふうにして、9月最終に完成した97戦NATEの仕上げが終わった。
キャノピーの接着位置を間違ったのは痛恨の痛みではあるけど、前から作ってみたい機体だったので、十分満足。
仕上げまでは時間掛かっちゃったけど、機体完成は8日間だったしね〜。
人には云われたくないけど、やれば出来るじゃん。
この調子で、モデリング人生楽しまないとね。

で、早々に写真を撮るため、意気揚々と塗装部屋に一眼レフ持って行ったら、カメラの電池切れ(笑)。
そう云えば暫く一眼触ってないからなぁ〜と大きな溜息ついて、アイホンで撮影したので、とりあえず・・・ドドーンと!

<九七式戦闘機 製作記> 完成_壱
<九七式戦闘機 製作記> 完成_弐
<九七式戦闘機 製作記> 完成_参

なんか、写真に撮るとAFVのようにバッチイなぁ・・・反省(^_^;)

こういう機会をくれたメルクールの会に感謝・感謝。
さて、次は何時やるのかなぁ(笑) 時間があったら、一眼で撮り直ししよっと。

完成品ギャラリーはこちらです。

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コメント一覧 (4件)

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    スミ入れすると重厚感が増してカッコイイてす。
    特に2枚目のショトが素晴らしいです。

  • SECRET: 0
    PASS: 4e40beaf133b47b8b0020881b20ad713
    sagan様、お褒めの言葉を頂き、恐縮です(^_^;)、ありがとうございます。
    本来は、8日目にこのカタチになっているのが理想でしたが、現実はなかなか厳しいです(笑)
    写真は、後日、一眼レフで撮り直して、再アップしたいと考えています。
    次は、E-4/B 塗ってます☆彡

  • SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    もはや押しも押されぬ飛行機モデラーですね。
    One Week Modeling、お疲れ様でした。
    次回の企画は来春。3月は年度末で忙しそうなので、4月でしょうか。
    宜しくお願いします。

  • SECRET: 0
    PASS: 4e40beaf133b47b8b0020881b20ad713
    いつもコメント頂き、有難うございます☆彡
    もはや押しも押されぬ飛行機モデラーのフリはしても大丈夫でしょうか。
    まぁ、在庫の数から云ったら、おしも押されすカーモデラーに間違いないですが(^_^;)
    考証は全く無しのキットストレート組み。でも塗装が十分楽しめたので、こういうモデリングもありですね。
    来春。4月 楽しみにしています!

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