毎回悩む・・フロント足回り

Monogram（Revell）1/24 Beer Wagon 製作記 #3

HotRodやShowRodの模型で常に悩むフロント足回り。
なかなか良いタイヤが見つからないのと、そのタイヤに合わせてドロップド・アイビーム・アクスルも加工しなくては・・。

スピンドル周辺の工作をして

なかなか、ちょうどいいフロントタイヤが無くて、これはいっそのこと３Dで作れるようになった方が早いんぢゃないか？と思い、Fusion360を導入して暫く弄ってみたんだけど、やっぱ、呑み込みが悪くてなかなか進展しない。
使いこなせるようになるころに、手作業が出来なくなるかもしれない(笑)と考え直し・・まずはフロントのスピンドル周辺のモールドを何とかしようとすることにしました。

流石に60年代＋Toy的のプラモデルなので、こういう細かいところのモールドはグダグダ。
特に気にしないで、チャチャって作り上げるのを推奨しますけど、自分は前から見た時に良く見えるこの辺は、ちょっと拘りたい。
ということで、上の写真のように決断してみます。

因みに実車のフロントアクスルのエンド部分って、こんな形をしています。

形状は判ったので、適当に丁稚アップしながら、カスタムメイドのラジアスロッドも綺麗に整形していきます。

一番上が、キットのままのラジアスロッド＆ヘッドライト。
これを真ん中のように、ライト～スプリングを切り飛ばした後に細目に削り込んだりしてみました。
一番下が、エンド部分を丁稚アップした状態のアクスルです。

このパーツを見て想像つくと思いますが・・これで位置決めをしていくのは、なかなか難しそうデス(笑)
アイビームから上に伸びている２本の棒は、本来あり得ない部品で、おそらく車高を決めるためのものかと思います。
今回は、そこをよりどころに車高を決めて、ラジアスロッドは後付け・・とすることにしました。

エンド部分の整形が終わったので、スピンドルを作っていきます。

スピンドルの形状は、完全に丁稚アップです(笑)。
こんな形状ではありませんが、まぁ、ここはホイールの中に入ってしまう部分だし・・ww
この写真を撮った後、接着剤が完全乾燥したら、形状をそれっぽく削り出しておきました。

タイヤはフジミの軽シリーズから流用することに

HotRod & ShowRod 系のフロントタイヤで悩む話は冒頭にしたとおりで、色々と試してみたんですが、安定して供給されるタイヤに巡り合わず。
ふと・・前作の「フランケン・ヨンメリ」を思いだし。

ところが、生憎所有しているキットが見つからず・・ポチりました(笑)

こういうキットを、限定では無く、通常商品として継続販売してくれているメーカー様には感謝感謝デス。

早速取り寄せて、キットのホイールと合わせてみたら・・案の定バッチグゥ～♬

あつらえたかのように、径もほぼピタリ。
P7のトレッドパターンがイカサないですけど、背に腹は代えられません。
それにしても、13インチのタイヤがぴったりって、なんかオカシイような気がしないでもありませんけど、深く考えないことにしました(笑)

ところが・・このタイヤ、扁平率が低いので思いのほかタイヤ径が小さい ＜ って軽用のタイヤなので当たり前と云えば当たり前かな。

タイヤが決まった時点で、次なる問題は、ドロップド・アクスルのドロップ具合。
タイヤの半径位の長さでドロップしているので、流石に走れない(笑)

ShowCarだし・・と割り切る手も無いわけではないんだけど・・・切りました。

色々な切り方があると思いますが、自分の場合は

路面に対して水平を基本

としています。

そして再接着。

ふむふむ、やっぱりこの位が現実的ですね～。

因みに、はなっから前輪のステアは考えていないので、清くオール接着でガッチリ固めてあります(笑)
動くと、表情出せるので好きなんですけど、「壊れやすい」「置いたときに足が決まらない時もある」等というデメリットも考慮し、基本的に足回りは固定しちゃっうのが自分流デフォルトです。

この頃、MOONEYES主催の横浜HRCSエントリーを決めて、これも大急ぎで製作するつもりで、こんな写真をMOONEYESに送ってみました。

ま、結局間に合わない・・どころか、ここから一歩も進まずにShow当日を迎えてしまいました(-_-;)

つづく